かなり進行した後の自覚症状を書いておく。
一般的にガンの自覚症状をといえば、「痩せる」ということになる。 しかし、これは同じようなタイミングで運動をしたり、生活習慣病を気にして食事を改善したり、仕事が忙しくて食欲が減ったりした場合、はっきり言って区別はつかないと思う。 何もしていなければ1、2か月で数kg減ったら「あら?」と思うかもしれないが、いろいろしていれば「そりゃそうだ」ぐらいの変化でしかない。 なので、痩せたかどうかでの判断は難しいと思う。 仮に嫌な予感がしていても、それなりに理由があるだけに「最悪」の状況ではないと思い込んでしまうと思う。(自分がそうだった)
腹痛については、進行していた時はかなりの痛みだった。 ただ、痛みに対する耐性は人それぞれ。 自分は多分我慢強い方だったのだと思う。(それがいけなかったのだが)
うずくまって動けないレベルでなかったり、断続的に痛みを感じても、一時を過ぎるとなくなるようなことがあったり、憩室炎だろうとか別の理由を想定していたせいで、忙しさにかまけて病院に行かないという判断をしてしまったのが間違いだった。 暇になるとなったで、体が楽になるから病院に行こうとしない。
どう考えてもまずいと感じた時の痛みがどんなものだったかというと、朝から昼前ぐらいの時間帯で、ギューっとお腹が痛くなり、その状態が1、2分続いた後に痛みが引くという感じだった。 それが、午前中に数十回繰り返される。 だからと言って、私としては全く動けないほどの痛みではなかった。 後、排尿の時に股の下で強い痛みも感じた。
自分で言うのもなんだが、痛みや苦痛にはかなり耐えれるタイプのようだ。 それはいい事だとは言えないかもしれないが。
2017年末に腸が詰まる寸前でS字結腸大腸癌ステージ4と診断され、とりあえず丸2年経った。 幸運にも抗がん剤が比較的よく効いたので、手術も順調にいき、現在も生きている。 まだ、腫瘍は残っているが、自分の体験を記録的に残そうと思う。 参考になるような事が書けるかどうかは分からないけど、だれかのためになればと思う。 ここまで来るまでに、お世話になった人達に感謝します。 特に家族と両親に。
2018年12月25日火曜日
2018年12月22日土曜日
自覚症状 その1 別の持病だと勝手に思い込む
のちの執刀医の人にはじめに言われた事は、「どうしてここまで放置したの」というような意味の事。 「かなり時間が経たないとここまでならない」とも言われた。
確かに・・・それは分かっているし、返す言葉もない。 健康診断で潜血の反応はずっとでていたし。
でも、言い訳という事を重々承知したうえで、ここまで放置した理由を考えると、「イヤな予感は十分にしていたが、心の奥底で良い方向に考えようとしていた」ということ。 仕事が忙しい時に限って腹痛になっていたし、そんなときは長期の休みをとるわけにもいかない。 (ものすごく暇なときは、痛くも無かった)
もし、身近な人に進行したガンの人がいたとしたら、その事で攻めないであげて欲しい。 時間をさかのぼる事はできないし、本人も後悔しているはずだ。 頭の中は、できるかぎり「これからの事」に向けさせてあげて欲しい。(と身の回りの人に直接言う気はないが)
少しでも良い方向に考える、厳しい現実から目を背けるのは、ある意味「人の性」でもある。 (自分で言っているところが情けない)
私の場合、今は46才だが、26才のころに大腸憩室炎で入院したことがある。 憩室炎のときは、はじめ症状から盲腸(虫垂炎)かと思って、病院に行ったら憩室炎だったという流れだった。 外科手術は受けずに、点滴で炎症を押さえて退院した。 バリウムの注腸検査で横行結腸にかなりの数があるとわかっていたし、若い頃にひどい腹痛になる事はしばしばあったし、下痢になることもよくあったが、数日経つと症状も収まるので、「また、憩室炎のぶり返しか・・・」と診察も受けずに考えることがよくあった。 かといって全く病院に行っていないわけでもない。 何度か町医者に行っても、自覚症状と簡単な問診で腸炎と診断されて、整腸剤が出されるだけだったことも何度もある。 ある程度若かったら、医者も積極的に大腸カメラを勧めてくることもないと思し、大病院へ行くことを勧めたりもしない。 「大事であって欲しくない」という気持ちが奥底にあると、町医者の診察で納得してしまいがちになると思う(言い訳・・)。
とにかく、何時からの自覚症状が大腸癌によるのもかは分からないが、何処からかは大腸癌の症状だったのだろう・・・。
確かに・・・それは分かっているし、返す言葉もない。 健康診断で潜血の反応はずっとでていたし。
でも、言い訳という事を重々承知したうえで、ここまで放置した理由を考えると、「イヤな予感は十分にしていたが、心の奥底で良い方向に考えようとしていた」ということ。 仕事が忙しい時に限って腹痛になっていたし、そんなときは長期の休みをとるわけにもいかない。 (ものすごく暇なときは、痛くも無かった)
もし、身近な人に進行したガンの人がいたとしたら、その事で攻めないであげて欲しい。 時間をさかのぼる事はできないし、本人も後悔しているはずだ。 頭の中は、できるかぎり「これからの事」に向けさせてあげて欲しい。(と身の回りの人に直接言う気はないが)
少しでも良い方向に考える、厳しい現実から目を背けるのは、ある意味「人の性」でもある。 (自分で言っているところが情けない)
私の場合、今は46才だが、26才のころに大腸憩室炎で入院したことがある。 憩室炎のときは、はじめ症状から盲腸(虫垂炎)かと思って、病院に行ったら憩室炎だったという流れだった。 外科手術は受けずに、点滴で炎症を押さえて退院した。 バリウムの注腸検査で横行結腸にかなりの数があるとわかっていたし、若い頃にひどい腹痛になる事はしばしばあったし、下痢になることもよくあったが、数日経つと症状も収まるので、「また、憩室炎のぶり返しか・・・」と診察も受けずに考えることがよくあった。 かといって全く病院に行っていないわけでもない。 何度か町医者に行っても、自覚症状と簡単な問診で腸炎と診断されて、整腸剤が出されるだけだったことも何度もある。 ある程度若かったら、医者も積極的に大腸カメラを勧めてくることもないと思し、大病院へ行くことを勧めたりもしない。 「大事であって欲しくない」という気持ちが奥底にあると、町医者の診察で納得してしまいがちになると思う(言い訳・・)。
とにかく、何時からの自覚症状が大腸癌によるのもかは分からないが、何処からかは大腸癌の症状だったのだろう・・・。
S字結腸大腸ガンになってしまった。 ステージ4
2017年末、ステージ4のS字結腸大腸ガンと診断された。
今は、2018年末。 先に結果から書くと、一応見つかっている腫瘍はすべて体内から無くなり、回復に向かっている。 何が良かったのかは当然分からないが、結果悪い選択はしなかったから今が有ると思っている。 当初から記録を残す余裕は無かったし、考えすぎるのもなんとなく良くなさそうに思えたので、文章にする気持ちは無かった。 しかし、少し余裕が出来てきたし、世の中には参考にしたい人もいると思い、ブログの形で記事にしようかと思う。(続くかな・・・)
当時の事を思い出しながらの記述になるので、ややいい加減なところもあるかもしれないが、ぼちぼち入力してみようと思う。
抗がん剤の副作用で指先の痺れがあり、キーボードを打つのも中々の辛さではあるけど・・・。
今は、2018年末。 先に結果から書くと、一応見つかっている腫瘍はすべて体内から無くなり、回復に向かっている。 何が良かったのかは当然分からないが、結果悪い選択はしなかったから今が有ると思っている。 当初から記録を残す余裕は無かったし、考えすぎるのもなんとなく良くなさそうに思えたので、文章にする気持ちは無かった。 しかし、少し余裕が出来てきたし、世の中には参考にしたい人もいると思い、ブログの形で記事にしようかと思う。(続くかな・・・)
当時の事を思い出しながらの記述になるので、ややいい加減なところもあるかもしれないが、ぼちぼち入力してみようと思う。
抗がん剤の副作用で指先の痺れがあり、キーボードを打つのも中々の辛さではあるけど・・・。
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