2019年1月12日土曜日

術後に分かった良かった事

大腸癌切除手術後に分かったことを書いておく。

手術するまで、ここ数年間平熱がかなり低かった。  35 .4度とか。 風邪もひきやすかったように思う。 それは、術後は一気に改善した。

アレルギー反応もひどかった。 子供の頃から、ハウスダストや杉のアレルギーを持っていたが、術後は随分と軽減している。 春になると結膜炎、秋になると鼻づまり、くしゃみをすると10回連続などだったが、今はどれも殆どない。

抗がん剤の影響で免疫力が下がっているはずだが、風邪もひいていない。 アレルギー反応が小さいのは、免疫力が低くなっているから免疫が過剰反応しないということでもあるのだろうか・・・。

腸の状態がアレルギーに関係するという話は、実感として納得してしまう話だ。
抗がん剤をやめてから半年近くなるが、今まで下痢には一度もなっていない(やや硬いことはあるけど)。 大腸の状態としては、人生の中で一番いい状態なのかもしれない。

悪いことばかりではないのかな・・・。

追記:S字結腸の切除後まる2年になるが、今のところ化学療法の副作用以外での下痢や便秘は一度もない。 アレルギーで長年悩んでいた鼻づまりも全然ない。 くしゃみも以前は10回は連続してしていたのが、今は2〜3回で止まる。 とにかく、花粉やハウスダストのアレルギー反応が劇的に減った。 大腸の状態はかなりアレルギーに関係があると実感する。

自覚症状 その3 便と痛み

大腸癌の血便の見た目をあくまで参考ということで、書いておきます。

大腸の出血位置で色や状態は変わるのだと思うけど、S字結腸の場合というと、褐色(タンパク質が多い場合?)に近い色ではなく、赤茶に近い色になっていた。 トイレの照明によって正確な色はわかりにくいのでなんとも言えないところはあるけど。 イメージとしてはトマトソースの多い料理をいっぱい食べた後の便のイメージ。

本当に最後の方の状態だと便に粘液が混ざっているせいで、水で流した後に便器の底に付着したものが残っていた。 ブラシで擦らないと綺麗に流すことができないぐらいだ。

痛みはというと、腸閉塞に近い状態だと便座に座っている時にじっとしていられずにお腹を抑えながら上体を前後に揺らしたくなる感じだった。
ノロウイルスに感染して下痢で苦しんだ時を思い出した。

なんとか便を出した後はというと、膝を抱えて布団の中でくるまって耐える感じ。
発熱もある。

後、腸が詰まっているせいで食後に腸が動き出すとガスの移動が起こる。 下行結腸の上の方(左肋骨の下近く)でガボガボ音が鳴っていた。

お風呂に入る前などに、裸の状態で上体を後ろに反らせると左下腹部が硬くなっていた。

こんな感じの症状が出ていた。

私が言うのもなんだけど、思い当たる人は病院に行きましょう・・・。